Design It!を読み終わりました
Design It!を一通り読み終えたので書評です。
評価
★★★★★★★★★☆(9/10)
評価の目安はこちら
オススメできる人
- アーキテクチャ設計について学びたい人
オススメできない人
- アーキテクチャパターンを学びたい人
第7章でアーキテクチャパターンで説明はされていますが、
割合としてャスクないのでアーキテクチャパターンを学びたい人には向かないと思います。
感想
アーキテクチャを設計し運用していくためにはどの様なことを考え、どの様なことをしていけばいいかがわかる本です。
序盤はアーキテクチャについての概要に触れたのち、理解/探究/作成/評価という4つの軸をベースにアーキテクチャを設計するための考えやプラクティスに触れられます。
後半では理解/探究/作成/評価をおなうためのプラクティスが載っていて、リファレンス的に使用することができます。
4つの軸について個人的には下記の様に捉えました。
- アーキテクチャにおける要求や状況の理解をする
- 要求を満たすための手法の探究をする
- 実際に触れるものを作成するをする
- 作成したものが要求を満たしているかの評価をする
探究と作成について触れられている書籍や記事は多いと思いますが、理解/評価について触れられているものは少ないのではないかと思います。
実務で理解/評価といった部分はどうすればいいのかについて悩んだことがあったので、この本はその答えにたどり着くための足掛かりとしては良い本だったと思います。
アーキテクチャについて学ぶための最初の本としてお勧めです。