データソースを使用したJPA2.0の設定

今回からJPA2.0です。

【前提条件】

[環境]
[その他]
  • Glassfishのデータソース登録ができている

【概要】

今回はJPA2.0の設定です。

Glassfishのデータソースと連携して、
JPA2.0を使うための設定を行います。

【設定】

[設定ファイルの場所]

設定ファイルは「persistence.xml」というファイル名です。

置く場所はクラスパスのルートに
「META-INF」というディレクトリを作り、その下に置きます。

[persistence.xml]

persistence.xmlの設定です。

<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<persistence version="2.0"
    xmlns="http://java.sun.com/xml/ns/persistence"
    xmlns:xsi="http://www.w3.org/2001/XMLSchema-instance"
    xsi:schemaLocation="http://java.sun.com/xml/ns/persistence
    http://java.sun.com/xml/ns/persistence/persistence_2_0.xsd">

    <persistence-unit name="blog" transaction-type="JTA">
        <jta-data-source>jdbc/blog</jta-data-source>
    </persistence-unit>
</persistence>

persistence-unitタグの中に接続の設定を記述していきます。
presistence-unitタグは複数指定できます。

name属性にはpersistence-unitを識別するための名前をしています。

transaction-type属性には「RESOURCE_LOACL」か「JTA」を指定します。
「RESOURCE_LOCAL」はpersistence.xml内でDB接続の定義を記述します。
JTA」はその名前のとおりJTAを使用する場合に指定します。

今回はGlassfishのデータソースを使用するので「JTA」を指定します。

設定する項目はjta-data-sourceタグだけです。
サンプルではGlassfishで「jdbc/blog」というリソースを定義している想定です。

設定は以上になります。