[改訂新版]内部構造から学ぶPostgreSQLを読み終わりました
データ分析基盤構築入門を一通り読み終えたので書評です。
[改訂新版]内部構造から学ぶPostgreSQL 設計・運用計画の鉄則
評価
★★★★★★★☆☆☆(7/10)
評価の目安はこちら
オススメできる人
- PostgreSQLを使っている人
PostgreSQL9系を触って人にとっても
PostgreSQLの復習と10によって変わった部分の把握としてはお勧めできると思います。
オススメできない人
- PostgreSQL初心者(というよりRDB初心者)
タイトルにもある通り内部構造に注力しているので
SQLの基本的な部分を把握していないと読むには苦労すると思います。
感想
「内部構造から」とある通り下記のようなことが説明されており、
その上でどのように設計・運用していけばいいのかが書かれています
- プロセスやメモリがどうのように管理されているのか
- ファイルの置き場所や内部構造はどうなっているのか
PostgreSQLを使ってシステムを開発する際の
インストールから設計、運用までの一通りのライフサイクルは網羅していると思います。
PostgreSQL 10ベースということで、
9.6以降で変わった設定内容の説明があったり、レプリケーションの話題が入っていたりと
新しい部分についても説明があるのが良かったです。
PostgreSQLユーザには一読の価値があると思います。